カウンセリングを受けるかどうか悩むとき
カウンセリングや心理療法という言葉は、きっとどこかで聞いたことがあるでしょう。
どんなことをするのかも何となくですがイメージがあるかもしれません。
しかし、いざ自分がカウンセリングを受けるべきかどうか、受けた方が良いのか
どうかと考えるとそのタイミングというのは案外分かりにくいものです。
メンタル面で疲れたり心が苦しくなったりといった、いわゆる心理的な問題を
抱えている時がカウンセリングの利用を考えるタイミングとしては最も多いと
思いますが、そういった心理的な負荷というのは自分からも他者からも
見えにくい面があるからかもしれません。
咳が止まらなかったり、ケガをしたり、歯が痛くて顔が腫れてきたりしたら
お医者さんに受診しようとするでしょうし、髪の毛が伸びて邪魔になってきたら
美容院を予約すると思います。
行くべきかどうかに悩むことはそんなにないでしょう。
それらはどれも「これくらいのケガ」とか「このくらいの髪の長さ」とか
自分でも普段の自分との違いやその程度を比較でき、他者とも共有しやすい
指標があるからではないでしょうか。
でも、自分の心がどの程度疲れているか、気持ちがどの程度苦しいかは
自分自身でもわかりにくいですし、他者との共有はなおさら難しいものです。
そのため「これくらいでカウンセリング何て大げさではないかな」
「こんなことを話したらくだらないと思われないか」という考えに
繋がりやすいのではないかと思います。
カウンセリング、心理療法を受けるタイミングとして確かにはっきりとした
指標があるわけではありません。
ですが、受けるかどうか悩むことがあれば、その時点でカウンセリングを受ける
タイミングにあると言っても良いでしょう。
職場のストレスチェックが義務化されて久しいですが、それはメンタルヘルスに
おいては早期発見、早期対応がその後の改善や再発防止に大きく
影響する重要なことだからです。
それでもやっぱり「カウンセリングを受けるべきかどうか」と
悩むことがあれば、カウンセリングを受けるべきかどうかについて
ぜひお気軽にご相談ください。
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