フラワーアレンジメント⑥
こんにちは。
師走に入り、今年も残すところあと3週間ほどとなりました。
今回はアレンジメントの中からアルストロメリア、それも葉についてお話しします。
アルストロメリアの葉は茎から伸びていきますが、根元の所でぐるりと反転してそのまま育ちます。
私たちが見ている葉は実は裏返しなんだそうです。
アルストロメリアを見かけたら、ぜひ葉に注目してみてくださいね。
【花言葉】
アルストロメリア(ピンク)・・・気配り
アレンジメントは「フィオリスタぴあに」さんが届けてくれています。
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考え方のクセ⑤「予言の自己成就」
毎回心配した通りの失敗をしてしまうから、人前で話す事や、一人で何かすることや、
誰かと何かすることが本当に苦手だ。
例えば電話が苦手な人がいたとします。
なぜ電話が苦手かと言うと、周りに仕事のできるしっかりした同期や尊敬する上司がいる中で
彼らにがっかりされないように、間違わずにハキハキと受け答えをしなければいけない
(と信じている)からです。
いざ電話をはじめると「もし声が震えたらどうしよう」
「もし話している途中で噛んでしまったらどうしよう」と不安が頭を駆け巡り
普段おしゃべりをしているときには全く意識しないような、話すテンポ、スムーズさ、
言葉の選び方に妙に意識が向いてしまいます。するとどんどん緊張してきてしまって
本当に声が震えてきてしまいました。
「ああ、やっぱり心配した通りになった」「やっぱり自分は電話が向いてないんだ。
なんならこの仕事に向いていないんだ」と、その日は一日散々な気持ちで過ごすのでした。
不安な時には「もし不安に思っていることが実現してしまったら」という最悪な想定を
してしまうものです。しかしそれがただの頭の中のイメージに留まらずに、自分の感情、
行動、身体の動きに作用して平常心が奪われ、普段のパフォーマンスが出せなくなって
しまうことがあります。
結果的に、そこまで考えすぎなければ普段通りにできたものを失敗へと導いてしまうのです。
このように自分が恐れていた結末をそれにこだわるあまり意図せず自分で実現してしまうことを
「自己成就的予言」と言います。
このクセに捉われたまま失敗してしまうと「やっぱり思った通り自分はこれが苦手なんだ」と
自己成就的予言を自分で補強してしまう悪循環へと陥ってしまいます。
意味合いに少し違いがありますが、人間関係においても似たようなことが起こります。
相手に見捨てられたり嫌われたりすることを恐れてその関係に固執するほどに
かえってお互いにうんざりして相手から嫌がられてしまうということがあり、
これは「悲しき予言の自己成就」と呼ばれています。
いずれにせよ自分の強すぎる考えが、自分をかえって望まない方向に自分の恐れている方向に
向かわせてしまっているのではないか?
このように振り返ってみることが不安と失敗の悪循環から抜け出すきっかけになることが
あるかもしれません。
Lear More引きこもりと家族
引きこもりという言葉は一昔前からワイドショーなどで取り上げられるようになり、
平成30年にはひきこもりサポート事業が拡充されるなど、現在まで関心を向けられ
続けているように思われます。
厚労省では引きこもりを「様々な原因で長期間自宅などから出ず、自宅外での生活の場が
ない状態」と説明しています。
平成29年の横浜市を対象にした調査では15歳~39歳のうちの約1.4%が引きこもりの
状態にあると言うことでした。
さらに「自分も家や自室に閉じこもりたいと思うことがある」などの質問に「はい」
「どちらかといえばはい」と回答した「引きこもり親和群」は約7%だったようです。
すると、15歳~39歳のうちの8.4%(推計だと8万7千人くらいになるようです)の人たちは
引きこもりと親和性の高い状態にあると言えるわけで、これだけの人数がそのような
状態にあるとすれば、関心を向けられるのも自然なことだと思わされます。
引きこもりに関しては、サポートを求める人の多くは当事者の家族、親族です。
家族は当事者になんとか自分で動いてほしいと願いながらも、それが叶わない毎日を心配し、
困り果てていることがあります。
齋藤ら(2018)は「ひきこもり状態の人が支援機関に踏み出すまでの心理的プロセスと家族支援」
という研究の中で、引きこもり状態の人が支援機関に踏み出すまでの転換点を3つ挙げています。
①〔親からの非難の沈静化〕による 〔追い詰められ感の軽減〕
②〔安全基地の獲得〕が社会への志向へ
③〔背中を押される〕ことで 〔勇気を出してハードル越え〕ヘ
(論文中には3つの転換点がより詳しく説明されています。全文はこちら)
高田(2018)によれば「確信的に」「のびのびと」ひきこもれる人は僅かで、
むしろ、ほとんどのひきこもりの人に共通する葛藤構造は
「ひきこもりたくないのにひきこもってしまう」というものだと言います。
そのような葛藤状態の中、周囲から理解されないことに悩む当事者に対して家族は
何よりも本人の苦悩を理解し非難をせずにいることで、本人の追い詰められ感を低減する
ことが重要だと言います。
次なる転換点として、家事や料理など家族の中での役割を引き受けることで、
家族に受け入れられているという安全基地、居場所感を家に感じられるようになること、
最後の転換点で、はじめて親からのアプローチが本人を動かす助けとなり得るのかもしれません。
その際にも、やはり親は一方的にアプローチするのではなく、伴走者として本人が動こうと
しているそのタイミングを待ち、見極める姿勢が重要なようです。
引きこもりは非常に長いプロセスに家族自身も耐えることになります。
「非難をせずにいること」「焦らないこと」が家族にとっていかに困難かは論文の中でも
言及されています。しかし、このようなプロセスが可能性ある見通しの1つとして提示されることが、
先の見えない中でただ耐えることとは違った一縷の希望と感じられることもあるかもしれません。
引用文献:
斎藤まさ子, 本間恵美子, 内藤守, 田辺生子, 佐藤亨, & 小林理恵. (2018)
ひきこもり状態の人が支援機関に踏み出すまでの心理的プロセスと家族支援. 家族看護学研究, 24(1), 74-85.
高田さやか. (2018). ひきこもりの実態と支援. 夙川学院短期大学研究紀要, 45(45), 91-103
Lear Moreフラワーアレンジメント⑤
アレンジメントもハロウィン仕様になりました。
今回はアレンジメントの中心になっているダリアをご紹介します。
ダリアは色、形、大きさが多彩ですが、特に咲き方(花型)は16,7種類もあるそうです。
シングル咲、ポンポン咲、フリル咲、カクタス咲・・さらにその中で、花弁の形によっても
分かれているそうです。
色の豊富さと華やかさが魅力で、とても人気のあるお花です。
育てやすいお花でもあるので、お気に入りのダリアを見つけて育ててみるのも
楽しそうですね。
【花言葉】
ダリア・・・「華麗」「優雅」「気品」
アレンジメントは「フィオリスタぴあに」さんが届けてくれています。
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