年末年始は「攻略!きみのストレスを発見せよ!」~ゲームで身に着くストレスマネジメント~を遊ぼう!
年末年始は友人と集まったり家族とゆったり過ごしたりする時間が増えることと思います。
大人数が集まった際に「攻略!きみのストレスを発見せよ!」~ゲームで身に着くストレスマネジメント~を
遊んでみるのはいかがでしょうか。
伊藤絵美先生という認知行動療法の第一人者が監修された「ストレス」がテーマのボードゲームです。
何がストレスになるかや、何がストレス対処になるかというのは人によって違っていて、
そういった人との違いを楽しみながら「ストレスマネジメント」「ストレスコーピング」を
身に着けるゲームです。
いくつかのゲームモードがありますが、<自分のストレス発見ゲーム>はプレイ人数2人~6人
(3、4人が丁度良かったです)。思わず「あるある」と言ってしまいそうな日常のストレス場面が
描かれた50枚のストレッサーカードをランダムに2枚場に出して、親となるプレイヤーが
そのうちのどちらが「絶対イヤ!」と感じるかを子が予想します。
「ストレスがテーマなんてプレイがストレスになるんじゃ…」とか、「ゲームに見せかけたお勉強
みたいな内容なんだよね」とか思うかもしれませんが、日本のボドゲらしいパーティ受けする
コミュニケーションゲームで、実際に遊んでみると「え!?こっちのほうがイヤなの?」と
プレイヤー同士の意外な感性を知ることができて結構盛り上がります。
他にも「ストレス対処法」を考えてプレゼンしていくゲームモードなど、全部で4種類のゲームを
楽しむことができます。
そのうち1種類は一人プレイ用のモードで、一人でストレス対処の幅を広げるための
ブレーンストーミング的な使い方もできるかもしれません。
株式会社ウサギというところが制作協力をしていて、こちらはアンガーマネジメントや
13歳のローワーク的なコンセプトのゲームなど、他にもためになりそうなボードゲームを色々開発
されているようなので、これから少しずつ買い足して紹介できればと思います。
「攻略!きみのストレスを発見せよ!ゲームで身につくストレスマネジメント」
Lear More計算ができない?
小学校に入ると、計算の学習が始まります。
そうすると、「あれ、周りの子にくらべると、うちの子計算ができない?」と思うことがあるかもしれません。
また、大人であっても、なぜか計算が苦手な方もいるでしょう。
計算をするためには、実は色んな力が必要とされます。
その中の1つは、言語能力です。
これは意外なことかもしれません。
「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10」といった数字とその意味をしっかり結びつけて、
1つ1つの言葉として身につけることがとても大切です。
「数字の意味って何?数字は数字でしょ」と思われる方もいるでしょう。
その方はあまり苦労せずに数量の意味と数字を結びつけられた方なのかもしれませんし、
苦労したことを忘れているのかもしれません。
具体的にいうと、数字の7は「積み木7個分」「1が7個集まっている」「5のかたまりに2を足した数」
「1,2,3,4,5,6,7の7で、6より1大きく、8より1小さい」「10から3引いた数」と
説明することができます。
「7」という数字を聞いた瞬間に、このイメージをパッと思い浮かべられるか。
そういったことから、その人の中で数字とその意味の結びつきが強いか、
数字のもつ意味・イメージを定着させることができているかをみることができます。
計算に必要な力は、言語能力以外にも多くあります。
同時に複数の情報を処理する力や記憶の力などが挙げられます。
その人(あるいはその子ども)が、どの計算でどのような間違え方をしているのか。
どの力がつけば、計算がよりできるようになるのか。
そういったことを丁寧に紐解いていくことによって、「計算ができない?」の謎が解明されるかもしれません。
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子どもの登校しぶり
「学校に行きたくない」と子どもから言われると、お母さん・お父さんは心配になってしまいますね。
子どもが「学校に行きたくない」と言う時には、色々な背景が考えられます。
学校に嫌なことがある、友達関係で疲れてしまう、勉強(授業)でわからないことが多い、
授業中じっとしていることが苦痛、授業の準備や移動教室などの学校生活の流れが負担など、
一人ひとり事情があります。
心理カウンセリングでは、その子どもにとって、どんなことが「学校に行きたくない」気持ちを
引き起こす原因になっているのか、様々な視点から考えていきます。
本格的な不登校にはなっていないけれど、その予防のために、今何ができるのかを考えることも出来ます。
お子様の心理カウンセリング、保護者相談を検討しておられる方は、お気軽にお申し込みください。
Lear More子どものカウンセリング・心理相談
子どもについて相談したいけど、どこに行けばいいんだろう?
子どものカウンセリングって、どこでやってるの?
そう考える保護者は多いのではないでしょうか。
子育てをしていると、子どもについて心配になったり、悩んだりすることはよくあります。
小学校・中学校・高校に通っている、学童期・思春期・青年期の年齢にあるお子さんであれば、
不登校(登校しぶり)、発達の問題(ASD、ADHD、学習障害、グレーゾーンなど)、学力不振、
人間関係、コミュニケーション、いじめ、進路、親子関係、性同一性などが気になることがあると思います。
そこまで深刻な状態ではないけれど、困っていることがある子供や保護者もいます。
そういった時には心理の専門家によるカウンセリングがお役に立てるのではないかと思います。
当オフィスでは心の専門家である臨床心理士・公認心理師がお子様や保護者の相談をお受けすることができます。
お子様の心理カウンセリング、保護者相談を検討しておられる方は、お気軽にお申し込みください。
Lear More自尊感情は高めなくても良い!?自信をつけるよりコンパッションを高めよう。
カウンセリングの中で「自尊感情を高めたい」「自信を持ちたい」というお話はよく聞きます。
「自己肯定感」という言葉を上げられる方もおられます。
・自分に自尊感情が足りないから、周りの人のように生きられない。
・自信が持てないから新しいことに挑戦する勇気が持てない。
・自己肯定感が無いから、ネガティブなことばかり考えてしまう。
だからとにかく自信をつけなければと躍起になる人は多いように思います。
周りで活躍している人が、みんな自信に満ちているように見えることが一層自分の焦りを煽ります。
しかし、そのように「自信を付けること」を目的にして行動するモチベーションを上げられる人が
どの程度いるのでしょうか?
自尊感情、自信、自己肯定感を高めようと思って本当に高められたことのある人がどのくらいいるでしょうか?
そもそも、自信は本当につけなければいけないものなのでしょうか?
「自尊感情」は「自己に対して肯定的な評価を抱いている状態」と言われており、
定義に「評価」(別の定義では「価値」などとも)の言葉が組み込まれている通り
どうあっても他者との比較や評価的視点から自由でいることは出来ません。
「他者と比較しないで自分の立てた目標だけを見て自信にしなさい。」などというのは、
人間が社会から切り離されては生きていけない生き物である以上そもそも不可能な
アドバイスと言えるでしょう。もちろん自尊感情はあるに越したことはないですが
それは「評価」である以上、周囲の状況などによって変化し揺らぐはずのもので
常に高い状態に安定しているなどあり得ません。
しかし「自尊感情が持てなくてつらい」というのもまた確かなことでしょう。
その場合、自尊感情が持てないことの何が辛いのでしょうか?
きっと、自分を認められない、他者のことを認められない、気持ちが落ち着かない、
というところにあるのではないでしょうか。
しかし、自分や他者を認めながら心のバランス調整も兼ね備える力は、自尊感情でも
自信でもなく「コンパッション」(※コンパッションについて詳しくはこちらのブログへ)
にあるのです。
あなたの身の回りに、もしいつも自信があって良いな、ああいう人になりたいなと思える人が
いるとしたら、おそらくそれは単に自信がある人ではなくコンパッションのある人ではないでしょうか?
彼らの、自分にも他者にも寛容で思いやりがあり、落ち着いている様子が
まるで自信にあふれているように見えるのではないでしょうか。
コンパッションは誰にでもある力で、いつからでも育てていけることが研究により明らかになっています。
当オフィスではカウンセリングの方法の一つとして、コンパッション・フォーカスト・セラピーに取り組んでいます。
コンパッションを高めていきたいと言う方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
特に「自尊感情を高めなければ」と思う人こそコンパッションに目を向けてみるのも、
自分の辛さを取り去るための意外な一つの選択肢になるかもしれません。
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