心理カウンセリング①
前回は診察について説明をしました。
では、カウンセリングはどうでしょうか。
前回のブログでも少し触れたように、カウンセリングという言葉そのものは
自由に使うことが出来ます。美容カウンセリング、学習カウンセリング等、
資格がある場合もあれば無い場合もあり、カウンセリングと言えば、一般的
には相談を受ける行為ということで使われています。
我々が行っているのは、その中の心理カウンセリングという領域ですが、
心理カウンセラーとはだれでも名乗ることが出来ます。
しかし、その中でも以前もブログで触れた臨床心理士、公認心理師は、
法律的に、その資格を持たないものは名乗ることが出来ません。
臨床心理士と公認心理師は国家認定資格と国家資格の違いはありますが
(詳しくは当ホームページブログの臨床心理士と公認心理師についてを
ご参照下さい)こういった資格を名称独占(その資格を持った者しか...
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オンラインカウンセリングでのご対応について
新型コロナウイルス対応として、オンラインカウンセリング
が可能な場合もございます。詳しくはこちらをご覧ください。
オンラインカウンセリングでのご対応について
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診察とカウンセリングの違いについて
以前、「カウンセリングとは」の記事を掲載しましたが、いくつかご質問を
いただいていたので、4回に分けてもう少し詳しく掲載していきます。
意外と多く受ける質問として、カウンセリングと診察の違いがあります。
それは質問とは違う形であっても、診察とカウンセリングに違いを明確にご存じない方が、
診察のつもりでカウンセリングを希望される場合もあります。
なので、この場をお借りして、カウンセリングと診察の違いについてお伝えできればと思います。
まずは診察ですが、これは医師のみが行う医療行為です。
例えばAさんが医療機関を受診し医師の診察を受け、診断を下し、治療します。
これら太字で書いた部分は法律(医師法)によって医師としか行うことが出来ない医療行為で、
弁護士等と同じ業務独占(その資格を持った者しか出来ない業務)の資格となります。...
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自分史づくりとカウンセリング
「“就活”にも効果 「自分史」作りで得られる可能性に注目」
先月になりますが、このようなニュースがありました。
もともと認知症予防として活用されていた自分史づくりが、
就活での自己分析や、自己PR、社員研修などに役立つとして注目されている
といった内容でした。
実際に「自分史 就活」で検索すると自分史作りを紹介する様々なサイトがヒットします。
いくつかのサイトを見てみると、自分史づくりの目的は「自分の過去を振り返り
自分の行動パターンや大事にしている価値観を見つける。再認識する。」ことのようです。
さらには、そうすることによって自分の強み、アピールポイントを見つけることができれば
そのまま就職活動に活かすことができるわけです。
確かに人は、自分がこれまでどんな経験をしてきて、それが自分にとってどんな意味を持って...
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考え方のクセ①「べき思考」
認知行動療法は、問題やストレスを増大させている認知(=考え方)の癖、行動の仕方の癖をみつけて
それをよりストレスや問題の少ないものへと変化させていく方法です。
認知行動療法についてご存じの方は「認知の歪み」という言葉をご存じかもしれませんが、
これは「問題になることが多い考え方の癖」ということです。
その中の1つが「べき思考」です。
「ああすべきだ」「こうするべきだ」「こうするべきではない(してはいけない)」と、「べき」と言う
言葉を使って自分の行動や相手の行動を批判したり、縛ったりする考え方です。
例えば「人に良くしてもらったら、自分もそのようにして返すべきだ」という考えはとても
素晴らしい考えです。
みんながそのように考えて生きていくことができれば、世の中はもっともっと良くなっていくことでしょう。
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