「攻略!きみのストレスを発見せよ!」プレイしてみた
ここ数年のボードゲームブームの中で、心理学、カウンセリングと関連のあるボードゲームが
いくつか発売されるようになりましたが、その中でも「攻略!きみのストレスを発見せよ!」は、
洗足ストレスコーピング・サポートオフィスの室長にして、認知行動療法のスペシャリストである
伊藤絵美先生の監修によるボードゲームです。
「コーピング」というのは「ストレス対処法」のことで、生活していると絶対ある色々なストレスに
対処する方法を、みんなで遊びながら楽しく増やしていきましょうというゲームです
(詳しくはストレス・コーピングのブログへ→)。
一人プレイ用のモードも含めると全部で4種類のゲームで遊ぶことが出来るのですが、
今回は3人で1.「どっちがイヤ?」自分のストレス発見ゲーム と、
3.「さよならストレス!」自分のコーピング発見ゲームを遊んでみました。...
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平野啓一郎『本心』から考える「自分らしさ」~分人主義とカウンセリング~
『本心』の映画化が決定したそうです。
おそらく少し未来の話。主人公は20代後半の男性。ずっと2人で生きてきた唯一の肉親でありながら、
何も理由らしい理由を打ち明けないまま、いわゆる安楽死を選んだ母親。主人公は母親の本心を知ろうと
母の残した遺産を使って、生前の母親そっくりに振舞うことのできるAIを持った母親の姿そのままの
VRアバターを制作します。主人公の持っている生前の母親の情報を取り込んだAIが、さらに母親らしく
振舞うようになるためには「母親」と日常的に会話を重ねながら、「お母さんはそんなこと言わなかったよ」
というフレーズで、より母親らしい反応になるよう微調整を続けていきます。また、生前の母親と
親しかった人とも「会って話をしてもらえれば」より生前の母親に近づくのです。...
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考え方のクセ⑦「公正世界の神話」について
「因果応報」という言葉があります。
人は良い行いをすれば良い報いがあり、反対に悪いことをすれば、かならず悪い報いがあるというものです。
これまで、私たちの身の回りに良いことが起こった時に「あの時の苦労は無駄じゃなかったんだ」と嚙み締め、
憎たらしい人に悪い出来事が降りかかった時に「当然の報いを受けているんだ」と思うことが
ありませんでしたか?
良い出来事や悪い出来事の背景には、必ず納得のいく公平で公正な理由がある。
そんな世界のことを「公正世界」と呼び、世界(人生)というのはそういう風にできているんだと
信じることが「公正世界の信念」です。
「公正世界の信念」は、幼少期の教育の中でさながら「神話」のように、折に触れて大人から伝えられます。
「ちゃんと食べなきゃ大きくならないよ」「良い子にしていたらサンタさんが来てくれるよ」...
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“怒り”が教えてくれる大切なこと
“怒り”と聞いて、何かいいイメージは思い浮かびますか?
年を重ねるほど、すぐ怒るのはよくないことで、子どもっぽい、格好悪い、もしくは怒りは悪いものと
思っている人は少なくありません。
私たちは、自分の大切なものや考え方が傷つけられたり、奪われたという感覚が大きければ大きいほど、
怒りを感じることがあります。
怒りは出し方によって問題になることがありますが、怒りの感情そのものは自分の大切な一部です。
そして、境界線が脅かされたことに警報を鳴らす機能でもあります。
自分という領域は、こうされたら嬉しい、嫌だといったYes、Noをひとつずつ積み重ね、
徐々に自分と他人を区別する境界線を引きながら、形作られているものでもあります。
もし、誰かが自分の引いた境界線を無断で踏み越えて大切なものを奪っていこうとしたら、...
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心理検査ってなに?
心理検査というとどんなイメージが浮かぶでしょうか?
絵の具のシミを見て答えたり、木の絵を描いてみたりといったものを漫画やドラマで
見たことがあるかもしれません。
小学生くらいの頃から夢中になるような「この質問にどう答えるかであなたの○○度が分かる!」
「この絵が何に見えるかであなたの深層心理が分かります」といったいわゆる心理テストは
とても面白いものですが「心理検査」ではありません。
心理検査も大ざっぱに言ってしまえば「自己理解を深める」「自分を知る」ための検査ではあります。
けれど実際の心理検査は、きちんと研究が重ねられて多くの研究者が関わって開発され(発展し)ていますので、
結果としては皆さんが想像されるよりももっと地に足のついた、自分でも(ある程度は)認識していて
納得のいく内容になることがほとんどです。
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年末年始は「攻略!きみのストレスを発見せよ!」~ゲームで身に着くストレスマネジメント~を遊ぼう!
年末年始は友人と集まったり家族とゆったり過ごしたりする時間が増えることと思います。
大人数が集まった際に「攻略!きみのストレスを発見せよ!」~ゲームで身に着くストレスマネジメント~を
遊んでみるのはいかがでしょうか。
伊藤絵美先生という認知行動療法の第一人者が監修された「ストレス」がテーマのボードゲームです。
何がストレスになるかや、何がストレス対処になるかというのは人によって違っていて、
そういった人との違いを楽しみながら「ストレスマネジメント」「ストレスコーピング」を
身に着けるゲームです。
いくつかのゲームモードがありますが、<自分のストレス発見ゲーム>はプレイ人数2人~6人
(3、4人が丁度良かったです)。思わず「あるある」と言ってしまいそうな日常のストレス場面が
描かれた50枚のストレッサーカードをランダムに2枚場に出して、親となるプレイヤーが...
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